若い世代と共に作りたい、無印良品の「次」のかたち

営業本部販売部神奈川エリア エリアマネージャー 遠間 有紗(2016年入社) 2016年4月に入社。無印良品 ららテラス武蔵小杉に配属。無印良品 イオン新百合ヶ丘、無印良品 中央林間東急スクエア、無印良品 そごう横浜にて勤務後、2019年1月よりMUJIcom シァル鶴見に店長として着任。以後2店舗で店長として勤務。2021年9月に営業本部 販売部 神奈川エリア横浜北・大和ブロックでブロックマネージャーに就任後、2023年2月より現職。

入社して成長できたと感じられる点は?

今年の4月で、良品計画に入社して8年目になりました。店長、神奈川地区のブロックマネージャーを経て、今年の2月から神奈川・静岡のエリアマネージャーを担当しています。現在の私のキャリアでエリアマネージャーにするというのは会社としてもチャレンジだったと思いますが、これまでも常に自分の実力以上の仕事を任せていただいてきたので、前向きに取り組んでいきたいと思います。本当に務まるのかと不安になったり、弱音を吐きたくなることもありましたが、その分短い期間で多くのことを吸収でき、ごまかしのきかない人間力が磨かれたように思います。社会人として色々な方と関わる中で、「こうありたい」と思える理想の人物像が見えてきました。それは「いつも笑顔で、相手に正面から向き合う人」です。私自身、調子がいいときだけでなく、うまくいっていないときにも、最後まで手放さず向き合ってくれる上司にとても救われてきました。さまざまな経験と魅力を持つ方々に囲まれ、日々気づきを得られることは、入社して良かったことのひとつと感じています。

日々の仕事に向き合う姿勢として心がけていることは?

業務内容に関係なく、いつも心がけていることが2つあります。ひとつ目は、やると決めたら100%全力で取り組むことです。この会社には、全力で投げれば、全力で打ち返してくれる環境があり、それが最短の成長の道と信じているので。ただ、職位が上がるにつれ、より広い範囲で物事を考える必要に迫られたことで、自分がやるべきことを取捨選択し、どこに力を注ぐかを決めることも大事だと感じるようになりました。ふたつ目は、当たり前のことですが、気持ちをしっかりと伝えることです。入社したときから丁寧に対話することを心がけていましたが、ブロックマネージャーになってから特に意識しています。以前、担当ブロック内でとても素敵なコーナーをつくった店舗があり、担当スタッフに直接お礼を伝えに行きました。すると後日、店長から「すごく喜んでいて、モチベーションも上がっています」と連絡が。自分としては何気ない声がけだったのですが、改めて言葉の力を実感するとともに、「マネージャーは1番のモチベーターであるべき」と改めて強く思いました。エリアマネージャーとなって関わるメンバーも増えますが、これからも率先して、素敵だなと思うことがあれば積極的に褒めたり、改善したいというポイントがあれば丁寧に伝えるようにしていきたいです。

これからチャレンジしていきたいこと

早い段階でエリアマネージャーという大役を任せてもらえたからには、自分なりの新しいロールモデルを提示していければと思っています。どんな姿を目指すべきか、具体的な答えは出ていませんが、店舗とのコミュニケーションを一番大切にしたいと考えています。私自身、苦しいことがあってもそれ以上に楽しいと思えることが多かったので、ここまで来ることができました。商売の「楽しさ」を現場とともに考え続け、目指す姿と現状のギャップを両軸で見ながら、現場の方々にとって働きがいのある環境をつくっていきたいです。同時に、ライフワークバランスもとりながら、自分自身のくらしもより良いものにしていきたいなと思います。いま、良品計画は「第二創業」を掲げ、使うことで社会を良くする商品や、地域の皆さんとの課題や価値観を共有といった、新しい挑戦を始めています。私も、自分なりの新しい働き方や組織づくりを目指すことで、少しでも会社に貢献していければと考えています。

自分を商品に例えたら

両面目盛りの定規

現在の業務では障がい者雇用も担当していて、新しい「あたりまえ」を模索しています。この両面目盛り定規のように、年上の人、年下の人、ハンディキャップのある人、誰に対してもフラットに、まっすぐに、一定の軸を持って接していきたいと考えています。また、両面使えるところも、お客様と同僚のどちらにも誠実に向き合おうとしている私らしいかなと思いました。

※組織名称は2022年2月1日のもので掲載しています。