踏み出せば、応えてくれる。その繰り返しが可能性を広げてくれました
無印良品 イオンモール四条畷 店長
A.S(2020年新卒入社)
2020年4月に入社し、無印良品 Colette・Mareみなとみらいに配属。2021年2月に無印良品 ジョイナステラス二俣川に異動し、2021年9月にMUJIcom ラスカ小田原に店長として着任。2022年2月にMUJIcom 阪急三番街に店長として異動して新店立ち上げ後、2022年9月より無印良品 イオンモール四条畷 店長に着任。
仕事のやりがいや面白さってなに?
主体的に目の前のことに取り組んでいけば、仕事の幅がどんどん広がっていく職場という点です。私自身、2020年に入社した頃は「5年くらいで店長になれたらいいな」と漠然と考えていましたが、その後1年半で店長に、2年目に新しく出店する店舗の店長、3年目には社内でも大型店とされている無印良品 イオンモール四条畷の店長に任命されました。入社時の自分が知ったら、きっとびっくりすると思います。もちろん、ここまでの歩みは常にチャレンジの連続でした。いつも最初は「自分にできるのか」と不安な気持ちになりましたが、そのたびにアドバイスをしてくれる先輩や同僚が現れ、結果的に自分が思っていた以上のことが実現できてしまいました。乗り越えたハードルが高ければ高いほど次のチャレンジへの勇気がふくらみ、その繰り返しで自分自身も成長できました。特に店長になってからは、自分の成長が周りのスタッフの成長にも影響する感覚があり、そこも大きなモティベーションになっています。振り返ると、自分に何か強みや適性があったとは思えないのですが、強いていえば「自分に枠をはめない」と心がけていたことが良かった気がします。前向きな気持さえあれば、その人に合った活躍の場が必ず見つかる。それが私たちの職場の特徴だと思います。
日々の仕事に向き合う姿勢として心がけていることは?
仕事をするうえで、一番大切にしているのはコミュニケーションです。私は思いが強いタイプですが、どれほど思いがあってもきちんと言葉にしないと伝わらず、人を動かすことはできません。ただ、店長として任される店舗の規模が大きくなるにつれ、こちらからの一方通行ではなく、「相手の話を聞く」ことも忘れてはいけないと気づきました。店舗では、社歴や得意分野、個人的な目標が異なるさまざまなスタッフが働いています。当然、同じことを話しても受け止め方は違うので、まず「聞く」ことが大切。そこに共感が生まれることでひとりひとりの長所が引き出され、全体がうまく回り始めるからです。もうひとつ、「ありがとう」という言葉をなるべくたくさんの人に伝えるというマイルールがあります。学生時代に小売業のアルバイトをしていたとき、この言葉でとてもモティベーションが上がった経験がベースになっていますが、「ありがとう」と伝えたいと思っていると、不思議と仲間に話しかける機会が増えるんです。店長として話しかけやすい雰囲気をつくる意味でも、「ありがとう」は大事にしていきたいと思っています。
あなたにとって、良品計画で働く理由とは?
突き詰めると、自分にとって「無印良品の理念」が唯一無二の存在と感じるからだと思います。ひとつひとつの商品やサービスに必ずお客さまの暮らしをより良くしようというワケがあり、決して押し付けがましくはない。暮らし全般がフィールドなので、最終的に社会全体を良くすることさえ夢ではありません。そんな風に思える職場って、あまりないのではないでしょうか。同時に、フィールドが広いぶん、地域貢献や商品開発、海外勤務など多様な業務があるのも魅力です。取り組みたいテーマがある人はもちろん、まだ自分の方向性が決められない人にもおすすめしたいです。私が3年目で大型店の店長を任されているように、年齢や経験を問わず挑戦する気持ちを応援してくれる雰囲気もあります。「自分なんて」とは思わず勇気をもって踏み出せば、きっと新しい自分に出会えると思います。
自分を商品に例えたら、
「上質紙フリースケジュールノート」です。
入社1年目から常に持ち歩き、気づいたことや思ったことを書き記していたノートです。手元にないと不安になるくらい、当時の私のすべてがこの一冊に詰まっていました。いつからでも使い始められ、好きな場所に好きなだけ書き込める。そんな部分が、自分次第でさまざまな未来を描くことができる、現在の私と重なるような気がしています。