なりたいのは、お客様にもスタッフにも寄り添える店長

MUJIcomラスカ小田原 店長 西来路 杏奈(2020年入社) 2020年4月に入社し、無印良品 Colette・Mareみなとみらいに配属。2021年2月に無印良品ジョイナステラス二俣川に異動し、2021年9月にMUJI comラスカ小田原に店長として着任。

無印良品の理念に感銘を受けて

 大学時代、お客様と接するアルバイトを長い期間していたのと、人とかかわることが好きだったので、小売業に絞って就職活動を行なっていました。良品計画に興味を持ったのは、大学3年生のときに参加したインターンシップがきっかけでした。無印良品の商品を愛用していたわけではなく、ブランドについても詳しくは知らないまま参加したのですが、無印良品の理念やものづくりの背景を知るたびに、衝撃に近いものを感じる自分がいました。そのとき初めて無印良品のことを知ったともいえる状態でしたが、深い感銘を受け、私の中に「無印良品のことを、より多くの人に伝えたい。良品計画で働きたい」という気持ちが生まれました。
 このとき芽生えた「無印良品のことを、より多くの人に伝えたい」という気持ちは年々増していて、良品計画の社員となった現在も、働くうえでの大きな原動力となっています。

入社1年目で知ったコミュニケーションの難しさ

 入社後最初の店舗に配属されたときは、まだコロナウイルスによる緊急事態宣言下にあり、店舗は休業中でした。マニュアルを読みながら店舗社員としての基本姿勢について学ぶ日々が続きました。着任から半年後には、部門責任者として食品部門を任され、分からないことが多いながらも在庫管理や売場づくりに取り組んだのですが、これまで何十年も店舗で働いているスタッフの方を、入社してまだ間もない私がマネジメントすることに葛藤を覚えていました。食品売場を拡大する機会をもらい、私から率先して売場のレイアウトを一から考え、スタッフを引っ張っていくなかで、くじけそうになることもありました。ですがこのときの経験があるからこそ、どのような状況でも自分から行動していく姿勢が身についたと感じています。
 言葉の言い回しひとつで意図がうまく伝わらなかったり、ときに信頼関係を崩してしまうコミュニケーションの難しさに悩むことは現在もあります。素直になって相手と向き合う、相手の立場に立って想像力をふくらますなど、先輩社員の方々からいただいたアドバイスをもとに日々、試行錯誤を重ねています。

「なんだか、ここに来たくなる」店舗を目指して

 現在は、MUJIcom ラスカ小田原の店長として、安心安全に店舗を運営できる環境づくり、スタッフの人材育成を行なっています。入社一年半で店長になることに対する不安もありましたが、これまでの頑張りを認めていただけた喜びと、自分主体で店舗をつくれることへの楽しみのほうが大きかったです。スタッフがやりがいを持って働ける店舗をつくりたいという漠然とした考えがあったけれど、実際に就任して感じたのは、店長である私の姿勢しだいで店舗全体の雰囲気や、スタッフのモチベーションが大きく変わることでした。店長という存在が店舗に与える影響力や責任の大きさを、改めて実感させられました。MUJIcomという小規模の店舗だからこそ、スタッフとの信頼関係が築けているかどうかが重要になるので、定期的に彼らの声を聞く機会を設けながら、スタッフ自身が自発的に考えて行動できる環境づくりに、現時点では業務の比重を置いています。
 また、店舗としては観光でいらした方や学生だけでなく、地域に暮らす高齢のお客様が多いという特長があります。そこで、他の店舗よりも低めの位置に商品を陳列したり、ポップの位置を下げたりするなど、お客様がほしい商品を手に取りやすい売場づくりにも取り組んでいるところです。今後、MUJIcom ラスカ小田原が「用事はないのだけど、なんだかここに来たくなるんだよね」と地域のお客様がつどい、新しいつながりが生まれる場となるように、スタッフにもお客様にも寄り添える店長を目指したいと思っています。

自分を商品に例えたら

上質紙フリースケジュールノート

入社1年目から常に持ち歩き、気づいたことや思ったことを書き記していたノートです。手元にないと不安になるくらい、当時の私のすべてがこの一冊に詰まっていました。いつからでも使い始められ、好きな場所に好きなだけ書き込める。そんな部分が、自分次第でさまざまな未来を描くことができる現在の私と重なるような気がしています。

※組織名称は2021年9月1日のもので掲載しています。