社員インタビュー

文化を越えて届いた「無印良品の理念」。その感動を、グローバルに届けたい

ITサービス部 個客EC課
L.Z(2016年新卒入社)の写真

ITサービス部 個客EC課
L.Z(2016年新卒入社)

2016年10月に入社。無印良品 そごう千葉に配属。無印良品 イオンタウン守谷、業務標準化委員会、営業本部売場開発・VMD部衣服・雑貨担当の勤務を経験し、2020年からは無印良品 東京有明で勤務。その後2022年9月よりEC・デジタルサービス部サービスデザイン課にて勤務した後、2023年2月より現職。

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入社の決め手は?

大学で日本語を専攻していて、その授業の一環として良品計画のオーガニックコットンを紹介する動画を見たのが、入社のきっかけです。当時、オーガニックコットンの存在を知らず、その動画で初めて存在を知りました。オーガニックコットンは、普通のコットンより手間もコストも何倍以上もかかります。しかし、良品計画は、環境や農家の方々の健康に配慮している。さらには、農家の雇用もつくりだしている。そうした会社としての姿勢に感銘を受け、働いてみたいと思うようになりました。実際に、良品計画の社員の方と話したのは、本社で行なわれた面接のときです。そこで、「社会の役に立つ」という会社の理念を聞いたり、「日本社会の課題を無印良品としてどう解決するか」という課題が出されたりした経験が、もともと抱いていたイメージとぴったり重なり、入社への意欲がさらに高まりました。ちなみに、そのときの課題で私のチームが提示した答えは「MUJIステイ」。廃屋をリノベーションしてホテルに生まれ変わらせるというものです。その後、似たコンセプトの「MUJI BASE」事業が始まるというニュースを聞いて、「あ、私たちのアイデアは間違ってなかった」と嬉しくなりました。

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入社して成長できたと感じられる点は?

入社して間もない頃は言葉の壁もあって、お問い合わせを受けた商品の説明ができず、ほかのスタッフに助けてもらうことも。そうしたことが続いて、だんだんお客さまとコミュニケーションをとるのが怖くなってしまいました。そこで説明に必要な語彙を増やしたり、逆に質問を返したりするようにしたら、少しずつ会話することが楽しくなっていきました。2年目に入る頃には、スタッフから業務や悩みについて相談を受けるようになり、「少しは一人前になれたかな」とホッとしました。そうした経験を踏まえ、店長代行時代は、店舗の目標として「働きやすくて、笑顔があふれる環境づくり」を掲げ、スタッフと定期的に話す機会を設けたり、成果を出したら褒めたりするように心がけました。当時、個人的に周囲にアドバイスしていたのが、「マニュアルも大切だけど、目の前の状況やお客さまの反応に合わせて柔軟な対応を取ったらどうかな」ということ。いつも「なぜ?」を考える私たち中国人のカルチャーかもしれませんが、そのせいもあってか、半期に一度の顧客満足度調査で満点に近い数字を出すことができました。あとで仲間からもらった「周さんのおかげです」という言葉はとても嬉しく、いまでも心に残っています。

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仕事を通してお客さま・社会に対して役立てたと感じることは?

2020年から2年ほど、宣伝・販促担当として勤務していた無印良品 東京有明での経験が思い出されます。同店は、環境や社会に対してさまざまな取り組みを行なう新しいコンセプトの店舗で、家庭で余った食品を回収し、福祉団体や施設などにお渡しする「フードドライブ」や、不要となった本やCD・DVDを回収し、その買取査定金額に応じた絵本を江東区の幼稚園等に寄付する「つながる絵本プロジェクト」などを実施していました。私はそうした取り組みを地域の皆さんに活用してもらうため、SNSで情報発信したり、ラジオ番組に出たり、ときには店舗見学にいらした小学生や幼稚園生に説明したりといった業務を担当しました。そこで印象的だったのが、「無印良品の理念」をお伝えすると、皆さん一様に好意的に受け止めてくれること。そこで働く自分としてもとても嬉しく、モチベーションが上がる経験でした。その後、コロナウイルスの影響でネット通販の価値が高まったことで、「ECの知識やITの力を身に付けたい」と思うようになり、希望して現在の部署へ異動させてもらいました。次の目標は、これまでの経験や自分のバックグラウンドを活かし、文化や言語を越えてグローバルに最適化されたECサイトをつくることです。

パイル織りその次があるバスタオルの写真

自分を商品に例えたら、
「パイル織りその次があるバスタオル」です。

このタオルには、裁断用のラインが入っていて、使い古したあとにカットしてふきんや足拭きマットに再利用することができます。私もこれまでいろいろな立場で業務に従事し、いつもゼロからのスタートでしたが、いつもベストを尽くすことでなんとかやり遂げることができました。それで新しい自分の可能性に気づくこともできたので、親近感をおぼえます。入社のきっかけになったオーガニックコットンを使用していることも、自分の原点を思い出させてくれます。

※掲載内容は取材当時のものです

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