社員インタビュー

地域の“リアル”を理解し、地域事業の新たなロールモデルをつくりあげたい

北陸事業部 事業部長
A.I(2010年新卒入社)の写真

北陸事業部 事業部長
A.I(2010年新卒入社)

2010年4月に入社。無印良品 そごう横浜、無印良品 上大岡京急を経て、2014年2月に無印良品 つかしんで店長に就任、以降2店舗で店長として勤務。2019年6月よりブロックマネージャー、2020年2月より流通推進部 国内物流運営担当 鳩山センターの勤務を経験し、2021年9月より営業本部 北陸事業部 事業部長に就任。

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現在担当している仕事について

富山県・石川県・福井県の北陸3県の営業責任者として、北陸事業部の事業部長を務めています。仕事の内容は、良品計画が中期経営計画として掲げているふたつの使命を実現することです。ひとつは、全国津々浦々に無印良品をお届けしていくこと。北陸三県ではまだ無印良品の魅力が認知されていない地域も多いので、まずは新規出店に力を入れています。もうひとつは、それぞれの店舗が地域のコミュニティセンターとしての役割を果たし、地域に関わる皆様とともに地域社会や産業を成長させていくことです。そうした意味では、単に店舗数を増やすのではなく、そこに出店することで「地域のくらしにどう貢献できるのか」が大切。お客さまと日々コミュニケーションをとっている店舗のスタッフはさまざまな地域活性のアイデアをもっているので、それらを吸い上げ、実現のサポートをするのが私の役割です。

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仕事のやりがいや面白さは?

これまでさまざまな立場で業務に携わってきましたが、実感として思うのは、小売業の一番のミッションはお客さまの満足に尽きるということです。逆に、そこはぶれてはいけない部分だと思っています。ただ、地域事業部長になってお客さまの範囲が「店舗に来ていただく方」から「地域住民の皆様」に広がり、考えるべきポイントも増えました。当然、自分ひとりで達成できるミッションではなく、店舗スタッフからブロックマネージャーに至るまで事業部内すべてのスタッフの力を引き出し、同じ方向に向けることが求められます。そこで忘れてはいけないのは、単に自分ができることを代わりにやってもらっているのではなく、自分ではない誰かが担当することでプラスアルファの価値が生まれる可能性があるということ。10人いれば10人それぞれのアイデアやスキルがあるので、思いも寄らない化学反応が生まれることもあります。そうした力がかちっと噛み合い、お客さまの「ありがとう」につながった瞬間が、何よりの喜びですね。そのためにも、自分自身が店舗を訪れてスタッフの声を聞いたり、ときにはお客さまと会話することを欠かさず行っています。リーダーとして判断を求められたとき、リアルな声にこそ重要なヒントがあるものなので。

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これからチャレンジしていきたいこと

創設されて1年半ほどの地域事業部ですが、地域のコミュニティセンターを標榜する現在の良品計画にとって非常に重要な部署です。より深く、より広く価値を生み出していくという点では前例のないミッションで、大きなやりがいを感じています。実は私は担当エリアでもある福井県の出身なのですが、良品計画に入社してさまざまな経験をし、改めて地域事業部長として地域のさまざまな人と触れあうなかで、以前は気づけていなかった魅力や課題を日々発見しています。外から見るだけではわからない地域ならではの“リアル”があると痛感しています。これからもスタッフ全員の力を合わせ、北陸独自の取り組みを増やし、良品計画ならではの新しい地域連携のかたちをご提案していくつもりです。その結果、自分の故郷でもあるこの北陸から全国に発信できるようなロールモデルが生まれたら、これ以上の喜びはありません。

アルミ洗濯用ハンガーの写真

自分を商品に例えたら、
「アルミ洗濯用ハンガー」です。

かけた洋服の肩の部分が出っ張らないように工夫がされていて、洗濯用なのにワードローブにかけてもさまになる。地域事業部の役割は、このハンガーのように出しゃばりすぎず、中から地域をサポートすることだと思います。どこにいてもフィットして、どこにでも置いておける。そんな存在に、良品計画も自分もなりたいです。

※掲載内容は取材当時のものです

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