社員インタビュー

ひとりで頑張る必要はない。メンバーの「できること」を持ち寄りたい

オープンコミュニケーション部 地域マーケティング課 課長 
E.N(2009年新卒入社)の写真

オープンコミュニケーション部 地域マーケティング課 課長
E.N(2009年新卒入社)

2009年4月に入社し、無印良品 広島パルコに配属。無印良品 おのだサンパーク、無印良品 イオンモール福津で勤務後、2012年9月に無印良品八尾西武で店長に就任。以後2店舗で店長を務め、2016年2月より業務改革部VMD課に異動。2019年2月から無印良品銀座で部門マネージャーとして勤務後、2022年9月より現職。

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現在担当している仕事について

オープンコミュニケーション部の地域マーケティング課で店舗の販促に関わっています。地域マーケティング課は店舗に関わる販促物を担う課で、売り場のポップやレジの列を整理するための掲示物から駅に貼るポスターやチラシの制作まで、店頭ブランディング全般を担当します。 業務を進めるうえで大切なのは、商品の使い方や魅力はもちろんのこと、社会背景や開発者の想いを正しく理解し、お客さまにとって最も必要な情報を選び取ることです。私は、その間に立ってやるべきこと・やらないことの交通整理をする “信号機”のような役割。少しでも多くのお客さまに商品を手にとっていただけるよう、とにかくたくさんの人とコミュニケーションをとるようにしています。 以前所属していたVMD課では売り場のレイアウトをさまざまな視点から考えていましたが、素材、シルエット、手入れなどお客さまによって刺さるポイントは違います。オープンコミュニケーション部に来てさらに検討すべきポイントが増え、“誰に届けたいのか”を強く意識するようになった気がします。

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入社して成長できたと感じられる点は?

働き方の軸が変わったことです。入社当初は「誰よりも販売のプロになる」ことを目指し、自分のスキルや知識向上のために新店や改装店などのミッションにも積極的にチャレンジしていました。変化のきっかけは、世界旗艦店の無印良品 銀座で部門マネージャーを務めたことです。衣料品で世界最高の売上を誇る大きな店舗を経験したことで、自分のスキルで何とかできる範囲には限界があることがわかりました。「自分の100%がお店の100%になってしまう」と。そこでふと周りを見ると、ファッション、SNS、撮影などさまざまなスキルをもつ仲間がいることに気づきました。彼らと意見を出し合い、作業を分担することで、自分ひとりではとうてい到達できないアウトプットを生み出すことができました。当時あまり知名度が高くなかったReMUJIの商品が、店舗の売り上げトップ3に入ったのも良い思い出です。 近年の良品計画には、プロフェッショナルなスキルを持つ人が中途入社することも多く、さまざまな道筋から個性的なメンバーが集まっています。そこで生まれる化学反応が自分のスキルを高めてくれることも、働く環境として大きな魅力だと感じています。

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これからチャレンジしていきたいこと

いま良品計画が掲げているビジョンの中に、店舗に地域のコミュニティーセンター的な役割をもたせる「土着化」という考え方があり、個人的にとても刺激になっています。これまでは無印良品 広島アルパークや無印良品 直江津、無印良品 板橋南町22など大型店が中心の取り組みでしたが、日々店舗とやりとりしている中で「もっと地域に貢献したい」という声は全国から集まっています。夢は、全国約500の店舗すべてがそれぞれの地域の特色を活かしたコミュニケーションの場になること。そのためにも、店舗運営の負荷を減らし、サポートする役割は、今後ますます重要になると思います。 個人的には、所属する組織や一緒に働くメンバーとともに、現状に満足することなく、さらなる成果を追い求める努力を惜しまない人でありたいと思っています。販売のプロを目指して入社した私ですが、新しい業務に取り組むたびに自分の可能性が広がってきた実感があったので。これからも、目の前のことを追究していくことでどんな自分に出会えるのか。いまから楽しみです。

らくがき帳の写真

自分を商品に例えたら、
「らくがき帳」です。

高校生のときから愛用しています。罫線がなく自由に使えるので、当時は全教科のノートをらくがき帳一冊にまとめていました(笑)。私自身も計算する、覚える、考えをまとめる、伝える、どんな場面でも気軽に寄り添う、らくがき帳のような存在でいたいと思っています。

※掲載内容は取材当時のものです

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