社員インタビュー

マーケティングを通じて“本質的なものづくり”を支えたい

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オープンコミュニケーション部 プロモーション課 課長
C.T(2022年入社)

新卒でweb広告会社に入社し、リスティング・バナー・SNSなど各種web広告の運用に携わる。転職後、PR会社を経て、小売・カルチャーなどを広く扱う事業会社で販促・マーケティングの担当職を経験し、2022年12月に良品計画に入社。2024年4月にオープンコミュニケーション部 プロモーション課の課長に就任。

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良品計画での仕事から、 50年・100年先の未来に貢献したい

就職活動をしていた当時は特に明確な志望先や業界がなく、多くの企業の話を聞く中で、勢いのあったWeb広告業界に少しずつ興味を持つようになりました。当時成長著しかった業界だったため、短期間で成長できるという点も非常に魅力的に感じました。新卒で入社した会社で広告運用を幅広く経験。その後、効果の可視化が難しいPRを学ぶためにPR会社に転職し、施策に対して責任を持てるような環境を求め、事業会社でマーケティング・広報を担当するなど、広告・PRを中心にいくつかの領域を経験しました。 2021年に娘が生まれたことで、漠然と転職を意識するようになり、思い浮かんだのが良品計画でした。もともと無印良品の商品が持つ雰囲気やシンプルさに好感を持っていたのと、ふと調べたときに目にした「ものづくりの基本となる考え方(3つのわけ)」に深く共感したことも大きな理由です。「素材の選択」「工程の点検」「包装の簡略化」の3つを通して、環境や生産者にとって合理的な商品を提供していく。そのような仕事を通して、娘が生きていく2050年、2100年、その先の未来のために貢献できる仕事だと感じ、入社することを決断しました。

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購買促進や認知の拡大など、広告配信の効果最大化を目指す

オープンコミュニケーション部は会社全体のマーケティングのハブとなり、商品を軸に消費者とのコミュニケーション全般を担う部署です。その中でプロモーション課のミッションは、大きく二つあります。一つは、リスティング広告の運用など、ECサイトでの購買促進を目的とした「デジタル販促」。もう一つは、新商品などのクリエイティブをYouTubeやSNSなどで発信することにより、認知拡大を目的とする「商品販促」です。これらのプロモーション計画の策定や広告配信、そして売上への影響を見える化し、各販促のパフォーマンスを最大化することを目指しています。 特に商品販促では、衣類やスキンケアをはじめ扱う商品が多岐にわたります。例えば「情報量を多く盛り込み、認知を取るならば動画広告」や、「若い方に向けてであればSNS」といったように、ターゲットの特性に合わせて媒体をプランニングする過程は難しさもありますがやりがいも感じます。「誰に向けた商品なのか」「コアターゲットは誰なのか」という問いを常に意識し、プランの設計に取り組んでいます。 各分野の戦略で結果を出し、売上予算を達成できた時には、大きな達成感がありますね。

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部門を超えて協業し合い、結果を出した良品週間での手応え

私たちの部門はさまざまな他部署と横の連携が多くあるので、調整に苦労することもあります。例えば、広告デザインの視点では表現したいイメージがあり、webサイトのユーザビリティという目線から考えると、閲覧するユーザーを効率よく誘導するために、実現したい構造があるなど。時にそれらの意見が衝突することもありますが、議論を通じて互いにとって良い答えを出し、結果に繋げることができた時には、大きなやりがいを感じます。直近の良品週間では、ITやUI・UXなどさまざまな部門の努力が重なり、広告配信も加わることで過去最大の売り上げを実現することができ、部門横断で推進した努力が結果として実った成功体験となりました。 私たちのオープンコミュニケーション部は、販促のために店舗などの売り上げを預かっている「コスト部門」だと考えています。そのため、使ったお金に対する責任は大きいと考えます。もちろん結果を短期的な目線だけで語ることもできませんが、出稿をしっかりと効果につなげることはできたか、十分な結果を出すことができたかは常に強く意識しています。

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本質的なものづくりを広げるこの仕事に意義がある

私が良品計画で働く意義として、「よりよい未来に貢献する」ということが大きいと感じています。そもそもマーケティングという領域は、時に必要のない購買行動を促進しているように見えてしまうことも、現代社会の中ではあるのではないでしょうか。その中で環境負荷を抑え、本質的なものづくりを目指す良品計画の事業を、マーケティングを通して支える。そんな今の仕事には、大きな意味があると感じています。自社の商品をお届けすることで、本質的なものづくりへの共感が生まれ、生活者の行動が変化していく。そんな50年後、100年後の未来につながる仕事ができることに、誇りを感じています。 私個人の目標としては、任せていただいている課長という役割に対しての責任をしっかりと全うしたいと考えています。子どもがいながらフルタイムで働けることを証明し、一つのロールモデルになることができれば、とも思っています。いつか子どもに、「ママが働いてる姿、カッコ良い」なんていってもらえたら嬉しいですね。一生懸命業務に向き合いながら、カッコ良い親でありたいと思います。

わたしのポリシー

情けは人のためならず

人にする親切はまわり回って自分のためになるという意味のことわざです。見返りを期待するのではなく、周りに親切をすることで、道が開けるきっかけになるように感じています。実際に入社直後に相談を受けて取り組んだ案件が、現在のプロモーション課の役割につながるきっかけになりました。会社としても親切な方がとにかく多く、周りを助ける意識が強く根付いていると感じます。そのため、自分も入社してから、周りに声をかけたり、何かを手伝うなどは積極的に声をかけられるようになったと思います。

※掲載内容は取材当時のものです

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