社員インタビュー

店舗開発の視点から無印良品の役割を見出し、世の中に提供する

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店舗開発部 東日本開発課
H.H(2022年入社)

沖縄県出身。台湾の大学に進学し、英語・中国語を中心に語学や文化を学ぶ。帰国後は小売業態を中心に国内外で事業を展開する企業で、台湾における店舗開発を約2年経験。2022年10月に良品計画に入社し、店舗開発部にて北海道・信越・西関東エリアの新規出店や再契約に関わる業務を担当。

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将来の自分を思い描き、良品計画でのキャリアに挑戦

私が生まれ育った沖縄県では、観光やサービス業が地域の主要な産業であり、それらが欠かせない財源となっていることを、生活する中で肌で感じていました。特に近年、インバウンド観光が急速に成長し、地域経済に大きな影響を与えているのを目の当たりにしました。 この経験から、「沖縄の経済発展に寄与するためには語学能力が必要になる」と考え、大学進学を機に台湾へ留学しました。そこで英語と中国語を集中的に学び、異文化理解にも努めました。 帰国後、まずは自身に力をつけようと思い、台湾での経験を活かせる小売業の企業に入社し、台湾エリアの店舗開発を2年ほど担当しました。この経験を通じて、海外ビジネスの難しさと面白さを実感しました。 2022年10月、新たなキャリアとして、良品計画への転職を考えました。前職よりも責任ある立場で、より広範な業務を担当することになると聞き、挑戦の大きさに不安もありましたが、若いうちに多様な経験を積むことが将来の自分の成長につながると感じ、良品計画への入社を決意しました。

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店舗開発に取り組むことで、商品を届け、地域を支える

私が所属する店舗開発部は、無印良品の新規出店及び既存店の管理を行う部署です。単に店舗を増やすだけではなく、良品計画の理念を体現する場所を創り出すことが私たちの役割です。良品計画第二創業では「各地域のコミュニティセンターとしての役割を持ち、地域の皆さまと課題や価値観を共有し、共に地域課題に取り組み、地域への良いインパクトを実現すること」という、店舗の使命があります。私たち店舗開発部はこの使命を全うするため、他部署と緊密に連携しながら、地域に愛され、お客さまに満足していただける店舗づくりに取り組んでいます。 店舗開発の業務は多岐にわたります。物件情報の収集から始まり、現地視察、オーナー様との条件交渉、契約書の確認、さらには店舗レイアウトや開店までのスケジュール管理とさまざまです。これらの専門知識や技能は、実際の現場で先輩方とともに働き、時には失敗を重ねながら、一つ一つの経験を通じて身につけてきたものです。 店舗を開発するために、直接的・間接的にかなり多くの方が関わっているため、「常に相手のことを考え行動すること」を意識しながら業務に取り組んでおります。

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キッズスペース導入を通じて学んだ対話の重要性

印象に残っている仕事として、売場内にキッズスペースを初めて導入したプロジェクトがあります。2024年にオープンした無印良品 対馬は500坪以上の店舗で、私が通常担当するエリアとは別でしたが、このキッズスペース導入プロジェクトを先輩と2人で担当することになりました。この取り組みで課題となったのは、プロジェクトを組み立てる本部側と実際に運営する店舗の方とのコミュニケーションでした。ご利用される方に喜ばれ、かつ運営しやすい環境を作り出せるよう店舗側と対話を重ね、運営の実態を勉強しながら進めるよう努めました。 この経験を通じて、関係者の環境やその先の発生しうる出来事などを想定しながら丁寧に対話する大切さを改めて実感しました。 今回新たに導入することになったキッズスペースには、子どもの遊び場であることはもちろんのこと、それ以上の役割を果たすことを期待しております。今後、イベントやワークショップなどを開催し、親御さんたちも楽しめ、会話がうまれ、地域全体で子どもを育て、孤独がうまれない、そんな優しい世界が広がることをイメージしてつくりました。

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地域のお客さまや働く人がワクワクする店舗づくりを国内、そして海外でも実現したい

前職では業務を明確に分担していましたが、現在は幅広い業務を担当しています。確かに大変ではありますが、成長のスピードは間違いなく今の方が速いと実感しています。お客さま目線と企業の視点を柔軟に切り替えながら、最適な判断を下す能力は、現職での経験を通じて培われたものだと感じています。 これからも大切にしたいのは、「地域の人や働く人がワクワクする店舗をつくる」という姿勢です。地域とつながることのできる店舗や、働く方々のモチベーションを高められるような店舗づくりに力を注ぎたいと考えています。 将来的には、海外の店舗開発にも挑戦したいという想いもあります。日本国内に比べ、海外で無印良品の認知度を高める余地はまだまだあるはずです。現在も海外店舗の開発業務をサポートする機会がありますが、今後は更に深くかかわれるよう、まずは日本国内で現在の役割を完璧にこなせるようになることが目標ですね。

わたしのポリシー

「腹落ち」すること!

自分にとっても相手にとっても「腹落ち」、つまり本心からの納得を大切にしています。私自身では取り組みの意図や必要性をしっかりと理解することが重要だと考えています。そうすることで、自分の行動も変わり、確実に成長につながると信じています。そのため、常に自分の考えを持ち、その理由を明確に示すよう心がけています。その上で、自分を含めた全員が納得して仕事に取り組める状況を作り出すことが私のこだわりです。

※掲載内容は取材当時のものです

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