社員インタビュー

茨城県の7店舗を統括。
大きな地域貢献は、
目の前のひとつの売場から始まる

インタビュー中の写真

営業本部 茨城事業部 茨城県央ブロック ブロックマネージャー
N.F(2018年中途入社)

埼玉県出身。アパレルや雑貨店での勤務経験を経て、2018年4月に良品計画に中途入社。東京都内や茨城県での店舗業務を経験し、2020年に「無印良品 ファッションクルーズひたちなか」の店長に就任。2021年より茨城県内の5店舗を統括するブロックマネージャーを務めている。

製造小売業を通じた社会貢献のスタンスに惹かれて、良品計画へ

埼玉県で過ごした高校時代に古着にハマり、行きつけのお店の店長に憧れてアパレルの道へ。好きな服を毎日着て、豊富な知識を活かしてお客さまと笑顔で会話をする。その姿が格好良くて、私も仕事にしようと思って、アパレルの小売企業に就職しました。そして、古着の専門店や雑貨店での勤務を経験し、2018年4月、良品計画に転職。製造小売業を通じた社会貢献を、名実ともに推進しているスタンスに惹かれたのです。幅広い商品を提供して、人々の生活を支えていることにも共感しました。グローバルでの店舗展開を行っている、スケールの大きさも魅力的でした。

地元のスタッフたちと一緒に、地域のお客さまのニーズに応える

入社後、まずは東京都内で店舗業務を経験しました。入社当初は無印良品のカルチャーに馴染めるのか、不安もありました。しかし、様々なバックボーンを持つスタッフが在籍しているその店舗では、中途入社の私をすんなりと受け入れてくれて、杞憂に終わりました。その後、茨城の大規模店舗での勤務を経て、2020年に「無印良品 ファッションクルーズひたちなか」の店長に就任。個店での工夫の大切さを学びました。お客さまの要望を柔軟に汲み取って売場に活かすことで、喜んでいただけて売上にも貢献できる。たとえば、30代〜50代の主婦のお客さま向けに、衣服の陳列方法を一新しました。ゆとりのある着こなしのニーズが強く、大きいサイズの服が売れていたので、棚の上段に大きなサイズを下段に小さなサイズを配置するように。従来は逆の順序だったのですが、スタッフの業務効率が向上し、お客さまも手に取りやすくなり、売上も向上しました。また、テレビで無印良品の食品が取り上げられていたときは、スタッフの意見に基づいて、食品の売場を拡張。カレーを中心としたレトルト商品の売上が急増しました。地元のスタッフたちと一緒に、地域のお客さまと接しながら、そのニーズに応えられる店舗をつくっていく。その大切さを学ぶことができました。

お客さまが買い物をしやすい売場をつくるのが、最大の地域貢献

2021年から、茨城県の7店舗を統括するブロックマネージャーを任されています。ブロックマネージャーは現場の改善を直接行うのではなく、店長へのマネジメントを通じて成果を出すポジションです。店長たちの想いを尊重し、ポテンシャルを迷いなく発揮してもらうために、それぞれの店舗の課題をとことん議論しています。3年後の理想の姿を掲げて、その実現には何が足りないのか。また、その理由は何なのか。納得するまで話し合っています。店舗での施策の実行は、それぞれの店長の自主性に任せています。現在、担当ブロックで注力しているのは、より買いやすい、より探しやすい、より快適な売場をつくること。陳列に細心の注意を払うのはもちろん、周りのスタッフたちもお客さまの目線に立って買い物をサポートする。商品と人。この2つの連携を密にして、新しい価値を提供できる売場を増やしたいのです。私自身も、ひとりの生活者として他店に買い物に行きますが、その場でなんらかの不具合を感じると気持ちが一気に離れてしまいます。無印良品の店舗では、そのような状況にしたくありません。「地域の人たちの日常生活を支える」という私たちの使命を損なうことにつながるので、それだけは避けたいのです。お客さまが買い物をしやすい売場をつくるのが、最大の地域貢献だと思っています。

想いだけでは地域貢献は続けられない。利益を生み続ける事業へと昇華させる

私自身は茨城県の出身ではありませんが、5年にわたって住み続けることで多くの魅力を感じ、この地域に貢献したい想いが強くなりました。そこで主に2つのことに取り組んでいます。1つ目は、お店の空白地帯を埋めること。クルマで1時間以上も掛けて、ご来店いただくお客さまも多くいらっしゃいます。より快適に無印良品にお越しいただくために、この2年で4店舗を増やしました。さらに今年も新店舗をオープンする予定です。2つ目の取り組みとして、地元の生産者さんに貢献をするために、様々な商品を店頭に陳列する取り組みを始めています。農作物の生産者さんとつながり、一つひとつのプロジェクトを形にしている最中です。また、スタッフからの紹介を受け、地元の加工品を扱う取り組みも進めています。これらの活動を経て、私自身も変わったと思います。単にその場の商売としてお客さまに喜んでいただくだけではなく、中長期の事業として成り立たせることの大切さに気づいたのです。地域への貢献は、想いだけでは続けることができません。利益を継続的に生み出せる構造をつくり、事業として地域に末永く貢献するのが、私に課せられたミッションです。お客さまのために、地域の人たちのために、そして、スタッフのみんなのためにも、チャレンジを続けていきます。

※掲載内容は取材当時のものです

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