一度やると決めたなら、どんな業務もとことん全力で

北海道事業部 北海道1ブロック ブロックマネージャー 瀧本 夏生(2018年入社) 2018年4月に入社し、無印良品札幌パルコ、無印良品イオン札幌元町、無印良品シエスタハコダテで店舗社員を経験後、無印良品イオンモール旭川西で店長に就任。2021年9月より営業本部 北海道事業部 北海道1ブロックのマネージャーとして勤務。

仕事ができなくても“社員”として扱われる違和感

 良品計画に入社し、まず配属されたのは無印良品 札幌パルコでした。出身が東京ということもあり、数ある東京の店舗に配属されるものだと思い込んでいたので、まさか北海道の店舗に配属されるとは夢にも思っていませんでした。しかし生半可な気持ちでいたら、東京から北海道へと行く意味がないと感じ、こうなったら全力で仕事に取り組もうと決心しました。
 販売員として何も仕事ができなくても、店舗スタッフの方々からは、先輩たちと同じ一人の社員としての扱いを受けることに抵抗があり、1年目は少しでも早く店舗業務を覚えられるように時間の大半を割いていました。店舗スタッフの方から相談を受けるようになったときは「少しは認めてもらえたのかな」と、嬉しくなったのを覚えています。
 1年目の終わりには、無印良品 イオンモール旭川駅前に店長代行として着任しました。この店舗には店長と僕の2名しか社員がいないうえ、店舗スタッフの数も少なく、身体的にハードな面もありました。でも入社してからの約2年間で、ひと通りの基礎と仕事を行ううえでの責任感を身につけられたことは大きかったと、今振り返っても感じます。

地道な作業とアイデアの掛け算

 その後、無印良品 シエスタハコダテで店長代行を経験し、無印良品 イオンモール旭川西に店長として着任しました。周りのスタッフより比較的年齢が若かったこともあり、着任直後はスタッフから不安の目を向けられることもありました。スタッフとの間にできてしまった隔たりをなくすために行なったのが、コミュニケーションを取るだけでなく、スタッフ全員と面談を行なって会社の目標や、任期中に僕がどのように仕事を進めていくかを明確に伝えることでした。全員の面談を終えるまでかなりの時間がかかりましたが、結果としてスタッフ一人ひとりの適性を理解することにもつながり、店舗運営をするうえで役に立ちました。店舗のスタッフをまとめる立場になってからは、店舗の目標を細かく設定するなどの工夫をしました。少しずつ目標が達成されていくごとにスタッフ自身も達成感を覚え、組織全体のモチベーションが高まる仕組みづくりがうまくいき、嬉しかったです。
 無印良品 イオンモール旭川西に店長として着任し、店舗のスタッフをまとめる立場になってからは、店舗の目標を細かく設定するなどの工夫をしました。少しずつ目標が達成されていくごとにスタッフ自身も達成感を覚え、組織全体のモチベーションが高まる仕組みづくりがうまくいき、嬉しかったです。
 また、販売部主催の販売コンクールが行われたとき、ある商品の売上が途中経過発表で全国2位になったことがありました。コンクールに参加していたのは大型店舗ばかりで、200坪ほどのイオンモール旭川西店が上位に食い込めただけでも快挙でした。でも、このまま終わらせてしまうと、せっかくスタッフのモチベーションが高まったのに「大型店舗には敵わないよね」という意見が出てきてしまうと感じ、僕から「意地でも全国1位を獲る!」と宣言をしました。スタッフ全員で協力して、さらなる売場の工夫を重ねた結果1位を獲得し、スタッフの方々が「やっと獲れた!」と喜ぶ姿を見たときは、僕自身も頑張って良かったと思えました。

本当に「役に立つ」ためにできることは

 無印良品 イオンモール旭川西に店長として着任した半年後、営業本部 北海道事業部のブロックマネージャーに就任しました。担当ブロック内の旭川、函館、小樽に位置する4店舗を管轄し、各店舗の経営をサポートするのが主な業務になります。せっかくブロックマネージャーという立場になったので、任期中には担当ブロックの地域課題の解決へとつながる土台づくりを行いたいと考えています。実際に地域の方々にお話を伺うなかで、報道などで取り上げられている情報からは想像つかなかった課題があることを知ったり、本州でいえば県が異なるほど距離が離れている旭川・函館・小樽では各々の地域が抱えている課題の種類が全く異なることに気づいたりするなか、本当に「社会と暮らしの役に立つ」ことは何かと、深く考えるようになりました。
 北海道には現在12店舗あるのですが、その多くは札幌近郊に位置しており、道内としては店舗数がまだまだ足りていない状態です。旭川にある店舗の売場に立っていたとき、北見市から3時間かけてご来店くださったお客様がおり、旭川より東側にも店舗があってほしいと、お話をいただいたことがありました。また、人口の減少が問題となっている札幌以外の市町村こそ、良品計画が地域のためにできることがあるのではないかとも感じています。まずは良品計画のコンセプトを伝えられる店舗を道内の主要都市につくり、北海道における無印良品の想起率を上げていきたいと考えています。

自分を商品に例えたら

シリコーン調理スプーン スモール

僕自身、自炊をするときによく使っています。多くの方々に「一本あったら便利だよね」と思われているシリコーン調理スプーンのように、社内や地域の方々に「一人いたら便利だよね」と思っていただける存在になりたいと思っています。ちょっとのことでは壊れない頑丈さも、入社してから体調不良で休んだことのない僕と似ているかもしれません。

※組織名称は2021年9月1日のもので掲載しています。