伝わるように、伝えること その大切さを改めて感じています 伝わるように、伝えること その大切さを改めて感じています

企画室 広報・IR担当 課長 大栗 麻理子(1998年入社) 1998年4月入社。無印良品 心斎橋に配属後、大阪府内の店舗をもう1店舗経験し、2000年5月に名古屋の無印良品 四ツ谷通りの店長に就任。その後は販売部のスタッフ職であるエリアスタッフを経て、神奈川エリアなど合わせて3つのエリアマネージャーを歴任し、2013年2月には宣伝販促室 販促課 課長に着任。2015年6月からは企画室 広報・IR担当にて勤務。
大栗 麻理子

むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく

 良品計画が行っている活動を、お客様、メディア、投資家、社員といったステークホルダーに、正確かつ誠実に伝えること──それが広報・IR担当の役割です。そのために私がモットーとしているのが、作家・井上ひさしさんの「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく…」という言葉。活動の内容自体をただ説明するだけなら難しくはありませんが、なぜそれを行っているのかという背景となるストーリーとともに伝えることが求められます。ひとりよがりな内容にならないよう、関わる人たちとコンセンサスを取りながら進めていくことがとても重要です。
 新しくスタートするプロジェクトを社外へ発信するときには、「社外の人はこういう情報が知りたいのではないか」「良品計画としてこの部分をもっと詳しく伝えるべきではないか」というように、双方の立場にたって伝えるべき内容を考えます。日々最新の情報が入ってくるよう、社内の各部署と密にコミュニケーションをとり、信頼関係を構築することも大切にしています。「この人に任せれば大丈夫だ」と思ってもらえないと、良い仕事ができませんから。

社員紹介 イメージ
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大栗 麻理子

自分なりの広報を目指す

 広報を担当する前は宣伝販促室にいました。宣伝は、できるだけ多くのお客様に商品を手に取っていただくための活動ですが、広報で大切なのは、企業としての活動を発信し正しく理解していただくこと。またIR、すなわち投資家の方々の対応も重要な業務です。それまでの私の日常とはほぼ関わりのない世界だったので、異動が決まったときは不安もありました。
 でも、私が広報としてできることは何だろうと考えたときに、「先入観にとらわれず、自分なりの新しい広報」を目指すことなんじゃないかと思ったんです。たとえば、それまでの社内報のあり方を見直し、より多くの社員に読んでもらえるよう刷新しました。デザインや内容だけではなく、発行頻度も変えることで、社内のタイムリーな情報を共有しやすくすることも考えました。広報担当になって間もないころの取り組みだったのですが、社員や店舗スタッフからも好評で、自分にとっても大きな自信につながりました。

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“失敗”から学んだこと

 いまの自分があるのは、ある失敗と、そこで得られた気づきがあったからだと思っています。エリアスタッフだったときに、ある店舗に接客苦情が入り、エリアマネージャーの代理でお客様にお詫びに行ったことがありました。店長時代にクレーム対応は経験していたので解決できると思っていたのですが、自分だけでは対応しきれず、結局エリアマネージャーに来てもらうことに。すごく悔しかったです。しかしそのとき分かったのは、実力が伴わないまま肩書きを与えられ、その上にあぐらをかいていたんだということ。日頃から勉強を怠らず、つねに成長していこうとする姿勢が大事なんだと痛感しました。
 「広報は会社の顔」とよく言われます。私の伝え方や対応ひとつで、良品計画のイメージが良くなることもあれば、逆の可能性もある。責任は大きい仕事ですが、自分が発信したことが正しく伝わり、会社や社会に良い影響を生み出せたと感じるときは、とてもうれしいですし、大きなやりがいを感じます。

大栗 麻理子
自分を商品に例えたら

オーガニックコットン混しなやかタオル

「世界一のタオルをつくろう」と、2017年春にリニューアルされた商品です。タオルは、何度も洗っているうちにかたくなってしまうものですが、これは毎日洗っても、やさしく包み込んでくれるようなやわらかさが続きます。私もこのタオルのように、常に何が起きても柔軟に受け止めて対応できる広報でありたいと思っています。

※掲載内容は取材当時のものです