“自分は何が好きなのか” すべてはそこから始まります “自分は何が好きなのか” すべてはそこから始まります

イデーショップ 二子玉川店 店長 田中 砂代子(2010年入社) 2010年3月にイデーショップ ヴァリエテ池袋のオープニングスタッフとして入社。その後2店舗で副店長を経験し、2017年2月イデーショップ 二子玉川の店長に就任。
田中 砂代子

ものづくりのやりがいと難しさ

 もともとアパレル関連の会社で働いていたのですが、もっとライフスタイル全般に関わることに挑戦したいと思い、イデー(IDÉE)に入社しました。入ってみて気づいたのは、「なんでも自分たちでするんだ」ということ。例えば、前職では本社のVMD部門が全店のディスプレイを統括していましたが、IDÉEでは店舗のレイアウトをそれぞれのスタッフが自分たちで決めるスタイル。初めはとまどいましたが、それが「美意識のある暮らし」を目指すIDÉEの文化なんだと気づかされました。
 ただ、一からものをつくるというのは難しいことです。3年目に初めて店舗全体のVMDを任されましたが、最初は商品を並べるだけで精一杯。お客様の特性、地域性、他店舗との差別化など考えることも本当にたくさんあって、先輩方からダメ出しの嵐でした。
※VMD=Visual Merchandising。見やすく、買いやすい売り場をデザインする業務

社員紹介 イメージ
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田中 砂代子

個を尊重するIDÉEの風土

 そんな状態から一歩抜け出せたのは、「意欲のある人は応援する」という職場の雰囲気が大きかった気がします。IDÉEには専門性の高いプロフェッショナルなスタッフが多くいて、仕事には厳しいのですが、ぶつかっていけばとことん応えてくれます。彼らに認められると本当に嬉しいですし、そこで鍛えられたことが自分の成長につながりました。2014年、意欲ばかりで実績のない私をVMD研修のためにミラノ、パリへ送り出してくれたのも、そうした企業風土の現れだと思います。
 そうやって試行錯誤を繰り返しながら、しだいにVMDのノウハウも蓄積されていきました。初めて「自分の頭の中のイメージ通りの空間ができた!」と思えた瞬間は、本当に嬉しかったですね。

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「好き」を追求する喜び

 改めて振り返ると、「自分は何が好きなのか。何をしているときが心地良いのか」を追い求めてきたからこそ、ここまでこられた気がします。趣味を仕事にするのは苦しいという人もいますが、自分自身が楽しんでいないと必ずお客様や周りのスタッフに悪い影響が出ます。私は「好き」を追求することで得られる喜びの方が、はるかに大きかったですね。しかも、IDÉEの「美意識のある暮らし」はライフスタイル全般に関わるテーマで、知れば知るほど奥が深い。そこで得られる知識や出会いは、単に仕事上のスキルアップというだけでなく、人間的な成長にもつながってきました。
 出会いという面では、無印良品のスタッフとの人材交流に注目しています。店長として、モチベーションの対象が「チーム全体の成長」に広がってきたこともあり、同じライフスタイルをベースにしながら異なる色どりを持つ両者の化学反応にワクワクしています。スタッフひとりひとりが輝く個性派集団という伝統を大切にしながら、新たなIDÉEの魅力を生み出していきたいですね。

田中 砂代子
自分を商品に例えたら

DINING TABLE DC Brown

日本のモダンデザインを代表する家具・建築デザイナー、長大作氏が50年代にデザインしたダイニングテーブルです。日本建築にも西洋建築にもなじむ不思議な二面性は、常に「クリエイティブ視点」と「マネジメント視点」のバランスをとろうと心がけている私にとって、ひとつの理想形ですね。置いたものが引き立つダークブラウンのシンプルな天板も、私が目指す“スタッフの個性を引き立てるリーダー”を連想させます。

※掲載内容は取材当時のものです