1980年、「無印良品」は「わけあって、安い。」をキャッチコピーに、従来の商品規格からすると少し外れてしまうような商品の企画からスタート。「素材の選択」「工程の点検」「包装の簡略化」の3つの視点を守りながら、実質本位の商品をつくり続け、約7,000品目の商品を展開するブランドへ成長しました。1983年、青山に1号店を出店、現在では国内や海外で店舗を展開しています。店舗環境の向上とスタッフの接客力の強化など、お客様に気持ち良くお買い物をしていただけるよう取り組んでいます。
無印良品のカフェを展開しているカフェ・ミール事業部では、「素の食」をテーマに野菜のメニューを中心に、季節の素材やこだわりの食材をたっぷりと使った、体にやさしく食べておいしい料理、デザート、ドリンクを提供しています。
「過剰なサービスは省きましたが、自然は豊かです。」をスローガンに、津南キャンプ場(新潟県・津南町)、南乗鞍キャンプ場(岐阜県・高山市)、カンパーニャ嬬恋キャンプ場(群馬県・嬬恋村)の3つの拠点でキャンプ場を運営しています。周辺の約70万坪(3ヶ所合計)の森林を管理するほか、さまざまなアウトドア教室では、地元の方々に講師を務めていただくなど、周辺地域に根ざした運営を行っています。
イデーはオリジナル家具および雑貨、アンティーク、カーテン、ラグといった商品を展開し、物販店舗以外では空間に関わるプロデュース、コンサルティング、デザイン業務を行っています。その他、グリーン関連ビジネスなど事業展開も多岐にわたり、ライフスタイルをトータルに提案しています。
株式会社 MUJI HOUSEは、「家」という器を通して無印良品の考える「くらし」の提案を行っています。安全で、自由にいつまでも住み続けられることをコンセプトにし、ながく使える箱=「スケルトン」と、暮らしの変化とともにフレキシブルに変えられる中味=「インフィル」に分けて設計することで、家族のライフスタイルの変化に合わせて自由に間取りを変化させることを可能にしました。現在、お客様のニーズに合わせ、「木の家」(2006年グッドデザイン賞受賞)、「窓の家」(2008年グッドデザイン賞金賞受賞)を中心に販売しています。
「アンチゴージャス、アンチチープ」をコンセプトに、ちょうど良い価格で良く眠れ、旅先において体と心を整える空間と、宿泊客と土地をつなげるサービスを用意したホテルです。旅や移動は、いまやくらしの一部となり、非日常から日常の延長へ、用意されたことを…
続きを読む2018年4月27日にリニューアルオープンした「里のMUJI みんなみの里」は、鴨川市と締結した「地域活性化に関する協定」に基づき当社が指定管理者として管理を行う総合交流ターミナルです。「無印良品」店舗および飲食業態「Café&Meal MUJI」を展開…
続きを読む2016年5月~11月、良品計画本社オフィスの執務スペースを中心に大幅なリノベーションを行いました。テーマは「完成させないオフィス」。全フロアを一気に新しくするのではなく、フロアごとに順番にリノベーションし、その都度行った振り返りを次のフロアに生…
続きを読む千葉県鴨川市にある、雨水だけで耕作する天水棚田。高齢化にともない維持管理が困難になっていたこの棚田を、都市に住む人達と共に保全することで、自然環境・伝統的なくらしの文化・人と自然が調和した里山空間を、未来の世代へ手渡したい。そんな想いか…
続きを読む「アンチゴージャス、アンチチープ」をコンセプトに、ちょうど良い価格で良く眠れ、旅先において体と心を整える空間と、宿泊客と土地をつなげるサービスを用意したホテルです。旅や移動は、いまやくらしの一部となり、非日常から日常の延長へ、用意されたことを消費するだけの旅行から、自ら作り出す自分だけの体験へと、その需要は変化しています。MUJI HOTELはそういった需要に対応し、無印良品の店舗と連携することで、タオルの手触り、コンセントやスイッチの配置、レストランのメニューや空間などを通して、無印良品の思想を体感いただけるホテルでありたいと考えています。
2018年4月27日にリニューアルオープンした「里のMUJI みんなみの里」は、鴨川市と締結した「地域活性化に関する協定」に基づき当社が指定管理者として管理を行う総合交流ターミナルです。「無印良品」店舗および飲食業態「Café&Meal MUJI」を展開しているほか、農産物直売および地域の物産品販売を行っています。
無印良品は、商品やサービスを通じて、人と人、人と社会、人と自然をつなぐ存在でありたいと考えています。中山間地のコミュニティでは、進む人口減少や高齢化、それに伴う耕作放棄地の拡大や獣害といった課題に直面しています。「里のMUJI みんなみの里」は、地元の方々に毎日使っていただける場所をコンセプトに、地域の生活インフラとしてたくさんの方々のくらしの「役に立つ」施設を目指し、オープンしました。同時に、各地域の魅力を見出し紹介することで、ここを訪れるお客様と、地元住民および生産者とのつながりや交流を生みだし、地域課題の解決拠点となりたいとも考えています。
2018年8月より新たな機能として、未利用・低利用の農産資源を活用し、地域農産物の価値を上げることを目的とした施設「開発工房」の運用をスタートしました。活用しきれていない農産資源を持っている生産者や6次化加工にご興味のある方々と、無印良品の持つネットワークをマッチングすることによって、連携や協業、事業創出につながることを目指します。また、そこから生まれる鴨川の新たな地域銘品の紹介、販売を通じ、地域の魅力を発信していく場としていきたいと考えています。
2016年5月~11月、良品計画本社オフィスの執務スペースを中心に大幅なリノベーションを行いました。テーマは「完成させないオフィス」。全フロアを一気に新しくするのではなく、フロアごとに順番にリノベーションし、その都度行った振り返りを次のフロアに生かす方法により、オフィス環境を新しくするだけでなく、そこで働く社員の考える力や当事者意識の醸成に繋げることを目指してオフィスリノベーションに取組みました。また、国産杉の端材を活用した「中空パネル」の家具を導入し、使い途の限られていた国産杉の実用例として今後も広く他社へ販売をしていきます。
2017年8月には、「日経ニューオフィス賞 ニューオフィス推進賞」を受賞しました。
千葉県鴨川市にある、雨水だけで耕作する天水棚田。高齢化にともない維持管理が困難になっていたこの棚田を、都市に住む人達と共に保全することで、自然環境・伝統的なくらしの文化・人と自然が調和した里山空間を、未来の世代へ手渡したい。そんな想いから、「くらしの良品研究所」は「NPO法人うず」と共同で「鴨川棚田トラスト」という名称で2014年5月から田植え・田の草取り・稲刈りなどの農業体験イベントを行ってきました。2016年からは、棚田のみならず、畑、果樹園、雑木林、炭焼き小屋、古民家などがある里山全体の「時間と空間」を価値ある社会の共有財産として保全するため、「無印良品 鴨川里山トラスト」と名称を変更して活動の幅を広げています。
この活動の一環として、この地で稲作を続ける生産者を支援するため、価格が低迷する飯用米に付加価値をつけた一品の検討を地域の人々と行い、その結果に基づき、鴨川市の亀田酒造株式会社が飯用米で日本酒を醸造いたしました。酒造用に栽培された酒造米ではなく、私たちが毎日の食事で食べている飯用米で造った日本酒は、あえて「日本酒」というそのままの名前で販売します。米の風味を最大限引き出す酵母で仕込み、毎日の食事に合う味を目指しました。日本人の原風景ともいうべき里山と、そこに生きる人の心が醸した、まっすぐな酒。風味をそのまま味わっていただけるよう、濾過せず、加水せず、原酒のまま瓶詰めしています。長狭米コシヒカリの新米を100%使用したこの商品は、数量限定にて無印良品の限定4店舗と亀田酒造株式会社のみで販売します。