社長メッセージ

良品計画の未来を一緒につくっていきましょう

無印良品は1980年の日本に、消費社会へのアンチテーゼとして生まれました。資本の論理が優先され”売るため”に、モノが本質から離れていく状況への批評を内側に含むものとして、「無印」という立場に「良品」という価値観をつけて誕生した概念です。

誕生以来、わたしたちが考え続けてきたことは、「本当の豊かさとは何だろう?」「感じ良いくらしのために、人間と自然との関係を考えた良い品とは何だろう?」ということ。生活者としての立場で考え、地球規模の未来を見通す視点から、生産者や環境に配慮した商品を生み出してきました。また、このようなモノづくりの姿勢を、わたしたちはシンプルに、素直に、店舗の空間デザインや、お客様とのコミュニケーションを通して発信し続けてきました。

「生活が美しくなれば社会は良くなる。」これはわたしたちが確信している言葉です。環境や資源の問題も、社会の在り方も、すべてわたしたちの日常生活の結果です。現在、日本は人口減少の時代に突入し、多くの人々が将来に不安を抱えています。また、一方で世界は今世紀も続く人口増加がもたらす経済効果に期待しながらも、その裏側に潜む環境や資源の問題など多くの課題に目をそむけているようにも感じます。

だからこそ、良品計画はこれからも世界に向けて「感じ良いくらし」を提案し続けます。「これがいい」という奔放な欲望を抑制し、慎ましさを誇りとする「これでいい」という価値観をたずさえて、世界のより多くの人たちとそれを共有していきたいと考えています。そして「感じ良いくらし」をグローバルに実現するという「想い」のもと、各国の店舗や本部、そこで働く人たちを主役に据えて、大切にし、一緒に成長することで世界レベルの高収益企業を目指します。

良品計画にはあらかじめ用意された正解はありません。地球大の視野を持ち、自ら考え、発言し、行動できる人財に活躍の場が用意されています。2017年度中にはいよいよ海外の店舗数が日本国内の店舗数を上回り、良品計画はまた一歩、新しいステージへ歩を進めます。世界中で「感じ良いくらし」を実現する未来の良品計画を一緒につくっていきましょう。

代表取締役社長 松﨑 曉
松﨑 曉